説明

小正謹醸 玄米焼酎 25度 720ml

「『小正謹醸・玄米焼酎』は、焼酎の風味の源を造る澱粉・蛋白・脂質・ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれる鹿児島県南薩摩産の生産農家が丹精込めて減農薬栽培された玄米を原料とし、旨味と風味を生かす弊社独自の造りと単式減圧蒸留の技法によって得られた原酒と、貯蔵に適するよう常圧蒸留で得られた米焼酎を樫樽で貯蔵熟成した原酒を、バランス良くブレンドした米焼酎の原点とも言える本格焼酎です。焼酎の生命は、香りとコク。これを最高の状態でご賞味いただくため、『小正謹醸・玄米焼酎』には、弊社の技術の粋が注がれています。玄米を長時間充分に吸水させるため備長炭を使って浸漬し、丁寧に二度蒸しを行います。発酵は数ある焼酎酵母から選別した『KOMASA酵母』を用いて、低温発酵で穏やかに熟成させることで、軽やかな芳香を持つ”もろみ”が得られます。この風味に満ちた”もろみ”から、目的に沿う玄米焼酎原酒を得るために、当社独自の単式減圧蒸留器で、低温でゆっくり蒸留することにより、目的外の雑味成分が製品原酒に混入しないように、また玄米の特性を適度に生かすように、蒸留技術を駆使しています。一方、低温発酵により得られた米製”もろみ”を、高温の常圧蒸留で蒸留します。米焼酎の貯蔵には、常圧蒸留で得られるコクのある腰の強い原酒が適しているからです。しかも通常本格焼酎では一回しか蒸留しませんが、この場合二回蒸留（再留）します。それは、強制的にろ過仕上げするのではなく。米焼酎本来の良さを保ったままアルコール濃度を上げるためです。この貯蔵に適した原酒は、弊社の半地下式の樫樽貯蔵庫『メローコヅルの里』で長期間貯蔵熟成されます。こうして得られた、二つの原酒は、じっくりと年月をかけて貯蔵熟成され、まろやかなものとなります。熟成した原酒は、絶妙のバランスでブレンド、超熟して独特の香味を持つ『小正謹醸・玄米焼酎』となります。本格焼酎の貯蔵ものとしては、弊社の名品『メローコヅル』を世に出して以来、既に高い評価を頂いていますが、この蒸留・貯蔵・ブレンドの技術は『小正謹醸・玄米焼酎』にも余すところなく生かされています。このように、幾重にも手間をかけた原酒をブレンドすることで、初めて味に『厚み』が生まれ、水割り、お湯割り等、薄めても『伸び』の良い風味をお楽しみいただけるのです。米焼酎造りに一念を燃やす弊社が、温故知新を命題に商品としました『小正謹醸・玄米焼酎』に今後とも一層のご愛顧のほど、お願い申し上げます。」

品目：本格焼酎　原材料名：米（国産）、米こうじ（国産米）　アルコール度数：25度

製造者：小正醸造株式会社　鹿児島県日置市日吉町